スマホの新しいトレンド。デュアルレンズカメラ
以前から1台のスマホにカメラレンズが2つ搭載されている機種は少数ながら存在していました。
しかし、2016年の「iPhone 7 Plus」にデュアルレンズが搭載されてから徐々にその数を増やし始め、2018年には新しいトレンドになりそうです。
デュアルレンズ搭載スマホってどういう物?
デュアルレンズ・ダブルレンズ等、いくつか呼び名はありますが、基本的には外側のカメラレンズが2つ搭載されているスマホの事を指します。
用途の違う2つのレンズを搭載しデジタル処理する事で様々な効果を得る事ができるようになりました。
デュアルレンズのメリット
~レンズの組み合わせで効果も様々~
カメラのレンズが複数になる事で、どんなメリットがあるのでしょう?
代表的な効果を紹介します。
★ズーム撮影時に画質の劣化が少ない
・広角レンズ+望遠レンズ・・・「Apple iPhone X」 など
広い範囲を撮影できる広角レンズと遠くを撮影しても画質の劣化が無い望遠レンズの組み合わせ。
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通常、レンズが1つのスマホでのズーム撮影は、画像処理で写真を引き伸ばすデジタルズームになり、どうしても画像が荒くなってしまいます。
対して「Apple iPhone X」等は、倍率の高い望遠レンズを備える事で遠くの被写体を大きく撮影した時に従来よりもキレイに撮影できるようになりました。
★特徴の異なるレンズを使い分けられる
・高画素レンズ+広角レンズ・・・「Asus Zenfone 4」など
暗所での撮影にも強い高画質レンズと広い範囲を撮影できる広角レンズの組み合わせ
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スマホのレンズに取り付ける広角レンズや魚眼レンズのようなアクセサリーもありますが、
「Asus Zenfone 4」では性質の異なるレンズを搭載する事で撮影シーンに合わせてレンズを使い分ける事ができる様になりました。
★繊細で鮮やかな写真を撮影することができる
・色彩情報レンズ+モノクロレンズ・・・「HUAWEI P10」など
高画質の色彩情報用レンズと明度情報用モノクロレンズの組み合わせ
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特徴の異なる複数のレンズから幅広い情報を得る事ができます。
「HUAWEI P10」ではメインレンズで色彩情報、モノクロレンズで明度情報を認識・合成して1枚の写真を出力します。色鮮やかでくっきりとした写真撮影ができます。
●また、二つのレンズの視差から距離を割り出しピント調節等に利用する事で、擬似的に一眼レフカメラで撮影したようなボケや奥行きの有る写真を撮影する事も可能になります!
スマホの進化が一段落して、どの機種でも普段使いには問題の無いレベルになってきました。
次にスマホを買い換えるならカメラの性能で選んでみても面白いかもしれませんね!
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