猫の災害対策 もしもの備え
地震や台風、洪水など災害が起こったときのための、もしもの備えをしている方も多いと思います。
そんな中、ペットの被災について触れられることは少なく、今回はそんなペットのためのもしもの備えを紹介したいと思います。
迷子札
すぐにでもできる備えとして、迷子札があります。
最近では室内飼いが増えてきた飼い猫などでも、元々好奇心旺盛な猫は、飼い主さんが玄関を開けたときや洗濯物を干すときなどに、脱走してしまうことがあります。
猫は追えば追うほどに逃げてしまうため、一旦外に出てしまうと、身体能力の高い猫を捕まえることは非常に難しいです。
迷子札は、飼い主さんの連絡先(住所・電話番号・氏名)を記した名札を付けるだけの、簡単な備えです。
もしも猫が迷子になってしまったとしても、猫を保護した人が連絡をくれることで猫の迷子を防ぎます。
マイクロチップ
次はマイクロチップです。
猫に装着するマイクロチップのサイズは、直径2mm、長さ12mm程度と小さいものです。
マイクロチップには、15桁の番号が記憶されており、その15桁の番号からは、飼い主さんの住所・電話番号・氏名はもちろん、猫の名前・性別・生年月日・猫種・既往歴などを調べることができます。
迷子札は、動物病院などで調べなくても猫の首輪に着いているので、その場で飼い主さん情報を調べることができますが、強い力が加わったときに外れてしまう場合があります。
動物病院などで情報を調べてもらう必要がありますが、マイクロチップならば体内に埋め込むので、紛失の心配はありません。
最後に
愛猫のための「もしもの時の備え」は飼い主さんにしかできません。
この先の「災害」を考えた場合を考え、迷子札とマイクロチップでもしもの備えをしてあげてください。
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