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骨盤の歪みを抑える正しい座り方

骨盤の歪みは、歩き方や立ち姿勢、座り姿勢など日常の癖からきています。

特に座り姿勢は、長時間同じ姿勢を取り続けることが多いので、骨盤が歪みやすいです。

日本人の平均在時間は420分(7時間)だそうです。

間違った座り方をしていると、1日7時間以上も骨盤に負担をかけ続けることになります。

今日は骨盤の歪みを抑える正しい座り方について紹介したいと思います。

 

基本の正しい座り方

椅子に深く腰掛ける

椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばしている方も少なくないと思いますが、この座り方は長時間取り続けることで背中の筋肉が緊張し、肩凝りや腰痛の原因になります。

そのため、椅子には深く腰掛け、背筋を伸ばした上で背もたれに寄りかかりましょう。

体重は均等にかける

片側だけに体重がのっていると体のバランスがおかしくなり、骨盤だけでなく背骨や頭の位置まで歪みやすくなるので、両方のお尻に均等に体重をかけて座るようにしましょう。

足裏を床に着ける

足から床が浮いていると、体重が全てお尻にかかり歪みをさらに酷くします。

椅子の高さを調節し、足裏全体を床に着けて座りましょう。

 

オフィスでの正しい座り方

1日で最も長い時間を過ごすという方も多いと思います。

ポイントは「キーボードの位置」と「パソコンの位置」です。

キーボードの位置

肘を直角に曲げたときにちょうどいい位置にキーボードを置きましょう。

キーボードの位置が遠すぎると、背中が丸まり猫背の原因になります。

パソコンの位置

パソコン画面は、必ず真正面に置くようにしましょう。

デスクの配置によりパソコンを斜め横に置いている方も多いと思いますが、この配置では体を捻るようにして作業するため、デメリットしかありません。

必ず真正面に置いてください。

 

間違えやすい座り方

多くの方が間違えやすい座り方があります。

それは椅子に浅く腰掛け、背筋をピンと伸ばした座り方です。

一見すると背筋が伸びていて良い姿勢のように見えますが、背筋が常に緊張しているため、首こり・肩こりなどの原因になったり、腰が反りやすく腰痛の原因になったりと、様々な弊害をもたらす可能性があります。

必ず背もたれに寄り掛かり、背中の緊張を防ぐようにしましょう。

まずは、深く腰掛けて背もたれに背中をつける、正しい座り方を実践してみてください。

 

歪みはある日突然起こるものではありません。

日頃の何気ない行動が少しずつ蓄積していくことで歪みが生じます。

毎日コツコツ軌道修正し、理想の姿勢になりましょう。

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