【地球上で最古の脊椎動物】推定年齢512歳のサメが北大西洋で発見される
北大西洋で発見されていた「地球上で最古の脊椎動物」と推測されるニシオンデンザメの年齢を研究者が詳細に調査したところ、512歳であることがわかりました。
2016年にグリーランド沖で発見
ジュリアス・ニールセン(Julius Nielsen)氏の研究チームが、グリーランド沖で体長5.4mもあるニシオンデンザメを発見。
このサメは、1年に1cmというペースでゆっくりと成長することが知られているため、寿命である400年近く生きている地球最古の脊椎動物であるとして科学誌Scienceに論文を発表していました。
そして詳細な調査の結果、1505年生まれの512歳であることが判明。
このサメが生まれた頃は16世紀です。
天動説を覆す地動説がニコラウス・コペルニクスにより発表され、地球は太陽の周りを周回していることをガリレオ・ガリレイが発見した頃です。
日本だと室町時代後期、織田信長が生まれる約30年も前からこのサメは生きていたということになります。
ニシオンデンザメがなぜここまで長寿なのか、まだ解明されていません。
冷たい海水の中に住んでいるため、代謝が非常に遅いことが関係している可能性が高いと考えられています。
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